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その日はとてもよく晴れて、野外ワーク日和でした。忙しい日々を忘れて、いろんなことを感じよう、と思い出掛けました。玉原に着くと、みんなで林の中へ歩いて行きました。なんか、おもしろいメンバーでした。
木の精霊のような佐藤先生と世話好きな妖精の真利子さん、風の色を感じる詩人古谷さん、言葉の魔術師トニー(日本人)。こんな異色な仲間と歩き、話していると、いつの間にか心の中も歩き回り、普段はほっとくような自分の「感じ」を、みんなどんどん、てのひらいっぱいにのっけて「ほら!見て見て」といわんばかりに披露します。そしてそれをみんながそれぞれの感性で受け止めてくれます。そうすると自分が今見ているもの、聞いているもの、嗅いでいるもの、感じているものが確かにある、自分が今ここに存在していることがあたたかく受け入れられている、と感じられます。
ブナの林の中だから、みずみずしいひんやりとした空気が、私たちの感性をより研ぎ澄ましてくれたみたいで、私が感じている事を言いよどんでいた時に、トニーがふっと私の探していた言葉を言ってくれました。
「あっ、スパークした!」と思いました。私の思いと、トニーの感受性が出会って、火花を散らしたと感じたのです。そのスパーク以来、私は深く安心し、メンバーの一人一人を心から信頼する事ができ、午後のワークで自分でもびっくりするぐらい心の奥の扉をみんなの前で開くことができました。佐藤先生からずーっと贈られてたあたたかい注目や、真利子さんの愛がいっぱい詰まった手料理、古谷さんの「あるがままでいいんだよね」という言葉、温泉のやわらかいお湯等など、私を癒してくれるものにたくさんふれることの出来た旅になりました。

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